第4回日本皮膚科心身医学会
―会長としての抱負と学会の概要―


 日本皮膚科心身医学会は、1986年に創設された皮膚科心身医学研究会(年1回東京で開催)を母体として、2011年に発展的に創設された学会です。皮膚科領域における心身医学の振興を図ることにより、心身相関が関与する皮膚疾患の病態、診断、治療法の研究、臨床実践のレベルを向上させ、広く社会に還元することを目的としております。
 2011年1月30日に第1回学術大会が大阪で開催されて以来、第2回および第3回を東京で、いずれも成功裡に開催されました。参加者は年々増え、学会の認知度も上がっております。
 この度『第4回日本皮膚科心身医学会』を、来る2014年1月26日(日)、ホテル フロラシオン青山において開催する運びとなりました。本大会は、全国の医育機関および第一線の臨床の場で活躍されている皮膚科・心療内科・精神科の医師、看護師、心理学関係の研究者など、皮膚科領域の心身医学に関心の高い専門職約250名の参加が見込まれております。
 学会のテーマは“明日からの診療に役立つ心身医学”としております。これからの皮膚科日常診療をよりスムーズに、患者サイドに立ってより良い医師-患者の信頼関係を確立する為に、われわれに必要かつ有用な心身医学的診療ツールを広げる意味で、内容的に幅広く、多方面からのエキスパートをお呼びして実りの多い学会にする所存で御座います。
 学会招聘講演としてJohn Koo先生(Professor and Vice Chairman,UCSF Department of Dermatology)をお招き致します。世界的にこの分野では第一人者の先生で、現在のアメリカにおけるPsychodermatologyについて判り易くご講演を頂く予定です。
 特別講演は2つ用意しております。第1は有田秀穂先生(東邦大学名誉教授)に“涙とストレス緩和”というご講演を頂きます。よくマスコミに取り上げられるご高名な先生です。涙はストレスで誘発されますが、感動的な号泣で涙を流すと、その気分はすっきりとしてストレス緩和に繋がるという基礎データに基づいたお話しだと思います。第2に遠藤拓郎先生(スリープクリニック調布院長)には、“心を軽くする睡眠講座”というご講演を頂きます。不眠症や中途覚醒などは、精神的に不安定になるばかりではなく、仕事や勉強効率の低下といったQOL(生活の質)を大幅に低下させてしまいます。快適な睡眠の必要性、その為の対処法などが聞けると思います。
 この他に、教育講演として各分野のエキスパートにお願いして、森田療法、サイコダーマトロジー、毛髪は内臓と心の鏡、皮膚悪性腫瘍における心身医学をご講演頂きます。さらに、企業各社との共催によるランチョンおよびスイーツセミナーにおきましては、心身医学と関係の深い多汗症や尋常性乾癬を取り上げ、その病態に対する心身医学的アプローチなどをご講演頂きます。また、シンポジウムとして私の専門分野であるアトピー性皮膚炎を取り上げ、ADに伴いQOLの低下や心身合併症などの諸問題を討議していきたいと考えています。なお、興味ある例、特殊な例、問題多き症例といった一般演題も応募する予定です。ホームページを参照され、多数の演題を学会事務局にお送り下さい。
 関係各位の諸先生のお陰を持ちまして、皮膚科領域の心身医学に関する興味ある講演が集まり、内容的に満足できる構成になっていると思います。多数の先生方のご出席を心からお待ち申し上げております。

第4回日本皮膚科心身医学会 
会長 向井 秀樹(東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科)






 事務局 東邦大学医療センター大橋病院 皮膚科
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